お遍路忘備録

お遍路で気がついた事、意外な事など

#60横峰寺への2.2kmに備える

お遍路転がしという言葉を見ると、ぞくぞくする。

おまけに真冬の12月29日だ。

何年か前には、台風で登山道が流されたとも聞くし。

 

今までのランニングシューズスタイルで、果たして登り切れるのだろうかと不安になったので、色々と投資をしてみた。

 

1.メレルのモアブ2(ゴアテックス)を買った。

石ころごろごろ、木の根っこが散在する場所だと、そればかり気になって精神的に疲れるのを防ぐため。モアブは滑りやすいそうだが、普段ランニングシューズで斜面を行き来し、冬は雪道をいかに滑らないかに腐心している道民には、たいして苦にならないと思う。滑る人は、多分どこを歩いても滑る。滑らない歩き方があるから。

 

2.グローブを買った

防寒対策と手の保護のため。登山道が流されてる箇所があるらしいとの情報から、ロープを握ったり、岩をよじ登ったりする箇所の可能性もあるため。普段使いの防寒グローブ(スキーとかで使うようなの)でもいいんだけど、それだと暑すぎる気がする。

 

3.登山用の靴下

モアブをはきこなす用に。別に普通の靴下でもいいような気もするのだけど、念には念を入れて。

 

投資しなかったもの

4.冬山で使えるような防寒アウター

別に雪の中こぐわけじゃ無いから、いらないと思った。それよりも重ね着して体温調節する方が大事かと。一番上に着るのは、クロスカントリースキー用のアウタージャージにしようと考えている。中は、ヒートテックインナーの類いや、ウルトラライトダウンを重ねれば、ナップサックもそれほど重くならないはず。-5℃の気温で歩くスキーを楽しんでいる時は、ダウンなど着ないで、ヒートテックの下着とかレギンスにフリースのTシャツくらいだけど、普通に汗をかく位暑くなる。まして氷点下でもない気温だと、暑すぎてぐだぐだになることが想像できる。

 

考え中のこと

靴をモアブのみで行くか、モアブは山だけにとどめるか。靴をもう一足別に用意するのは、荷物が増えるのであまり良くない気もする。

街の中はモアブで歩く必要が全くない。モアブは確かに履き心地はいいけれど、重さ故に疲れるような感じがする。しかし、そこまで至れり尽くせりを求めるなら、自分自身を強くするというのも考えられる。堅めの靴で長距離歩ける脚力や体力を身につける努力をしてみるのもいいかもしれない。

どのみち心肺能力を高めないと、お遍路転がしが辛いのは変わらないのだ。