バスは時刻表を守らない
まとめ
「バスはオンタイムで運行していない事が多々あるため、バスへの乗車を行程に入れる場合はスケジュールに余裕をもたせること。」
久しぶりにお遍路の旅をした。
42番佛木寺からだ。
今回のお遍路の旅では、最初から最後までバスの運行が遅れていて、その影響が大きかった。
まず千歳空港への連絡バスが遅れていた。
朝の忙しさで乗り遅れたはずのバスが5分遅れで、バス停に到着した。
次にバスではないが、何処かのお寺で、お勤めの方が納経帳に墨で書き込むのに慣れていないようで、行列が出来ていて待たされた。
宇和島から松山へ向かう高速バスが普通に遅れて、バスの乗り継ぎがぎりぎりになった。あと一瞬遅れていたらバスに乗り遅れていた。
その浄瑠璃寺の最寄り停留所へ向かうバスもやはり時間通りでは無く、予定通りには行かなくなった。それが引き金になって、お勤めの方の納経帳に書き慣れていなかったりが重なり、その後の予定がずるずると狂っていった。
そして西林寺のお参りを終えたすぐ後にバスに乗車する時間になっていて、ここで完全にスケジュールから外れてしまった。
それでiPhoneのマップに次の浄土寺までの行程を計算させたら、バスで行くと40分、徒歩だと約35分と出たので、バスで行くことにした。
後ろから浄瑠璃寺から顔を見かけている歩き遍路さんが来て、声をかけられたので「歩いた方が5分ほど早く着くかもしれない」と伝えた。一瞬微妙そうな顔をして、そのまま歩いて行かれたが、その方に再び会ったのは、お参りを終えて浄土寺から出る時だったので、その方の歩行ペースが少しゆっくりだったことが判明して苦笑いしていた。
結局この日は予定していた石手寺には行けなかった。
もともとスケジュールがタイトだったので、写経をして収めることでお寺での滞在時間を短くしようと用意していたけれど、焼け石に水だった。
石手寺には帰る日の早朝にお参りすることに。
この日は足の裏に水袋も出来てしまって、踏んだり蹴ったりな1日だった。
そして翌日、大宝寺と岩屋寺に向かう朝には、さらに強烈なことがあった。
それは後で書くとして、岩屋寺から戻るバスが普通に遅れており、太山寺へ向かう電車への接続で遅れが生じた。もともと太山寺と円明るい寺へ向かう行程は、かなり余裕のあるスケジュールであったため、この日は全ての行程を無事に終えることが出来た。