お遍路忘備録

お遍路で気がついた事、意外な事など

旅は道連れというが

室戸岬へ向かうバスを待っていたら、お遍路さんがコピーしたバスの時刻表を配って回っていた。

私はスマホに収納してあるからもらわなかったけど、ちょっとびっくりした。多分、わたしより若い男性のようだったけど、紙媒体を頼ってるんだなと。事前にネットでぐぐらないんだなと。素直に役に立つからと配るんだなと。


国分寺から善楽寺に向かう途中、国分寺を出てすぐに、男性が一緒に来るまで行かないかと声をかけてきたが、当然断った。理由は、常識的に考えてダメなのと、その人が納経所で、お勤めの人に話しかけて、まともに相手にされてなかったから。国分寺の住職の知り合いだとかって。お勤めの人は、そうですか、としか答えていないのに、何かを熱く語っていて、何だかとてもめんどくさい感じが、あれだったからだ。

お断りしたあと、ニヤッと笑ったのが、なんとも薄気味悪く思えた。


本来の計画では善楽寺まで6kmの道のりだったが、道すがらのバス停からバス一本で行けた。