お遍路地図の活用
割と最近に気がついたこと。
お遍路地図の後ろのほうに、各札所の区間距離とか標高の目安が記載されたページがあった。
実際に歩いてみると、山門からのお遍路道が急勾配の斜面で、予定していた時間を過ぎてしまってスケジュールが・・という事が何度かあったけれども、予定を立てる段階でこの標高情報を見ておけば良かったんだなーと思った。
完全に歩いて回った場合の、目安経過日数も書いてあるから、簡易なスケジュールの目安にもなる。
で、もう一度、以降の区切り打ちの行程を確認してみたら、やはり要注意の箇所があった。
弥谷寺だ。
寺のHPを見ると、参道入り口から真面目に寺まで歩くとお参りの時間込みで1時間かかるとかいてあり、寺までの送迎バスもあって600円で利用できるらしい。しかしバスを利用しても40分とあるので、なかなか大変なことになっているのだろう。おそらく車では、それ以上近寄れないロケーションだということだ。石段が何百段と続いているらしい。
最初に単純に距離計算で考えた行程だと、ここはみの駅から1時間歩いて到着する予定になっていたが、30分プラスしても足りないかもしれない。
うっそうとした木々のなかを、ひーひー言いながら登るのもあれだけど、ひたすら続く石段というのも醍醐味ってやつなのかもしれない。
杖を忘れずに。