お遍路忘備録

お遍路で気がついた事、意外な事など

限界は超えないためにあるもの

1月のお遍路1日目は、最後らへんで、歩いてたら間に合わないことがわかり、#35清瀧寺へはバスを利用して最寄りのバス停で降りる事に。


しかし、なかなかバスが来ないので、焦った。時刻表通りでも全く余裕がないのに、5分以上遅れたため、バス停から約3キロの道のりをジョギングした。

寺に近づくにつれて登りがキツくなる。

しかし、自分を鼓舞しながら走り続けた。

普段ジムで鍛えてた成果で、走ることに大分慣れてきたため、30分間登り坂のランニングに耐えた。

納経所の閉まる5分前に辿り着き、お参りも後から済ませて一安心した途端に、右膝が痛み出した。


限界の先にあるのは、自分が壊れるという事実だった。

すでにこの日は、30キロも歩いていて、かなり足腰がしんどいのに、最後の最後で山を一気に駆け上がるという無茶をしたからだ。

こんな風に膝がおかしくなったのは初めてだった。


帰りはゆっくりとポケモンドラクエをやりながら、とさでんバスの高岡営業所まで歩いた。病院に行かなきゃだめかしらんと思ったが、2日後にはすっかり痛みもなくなった。


しかし、頑張り過ぎへの警告として、重く受け止めた方がいいと思った。


再三、頑張り過ぎや欲を出してあちこち行こうとし過ぎて、大変な目に合っているのに、なかなかの頑固者なのかも。


でもさすがに次回からのスケジュールは、再考すべきなのかも。