お遍路忘備録

お遍路で気がついた事、意外な事など

年末年始もインバウンドでいっぱい

日本全国あちこちで外国人観光客を見かける。

札幌市内から千歳空港への連絡バスは、6割外国人なので、席につく時も英語で話しかけて、ポカンなら日本語の方が早い気がした。

スキーシーズンなので欧米人も多いし、タイやインドネシアといった東南アジアの人も多いし、中国人も相変わらず多いが、韓国人がいなくなった気がする。

よく、政治と市民は無関係なんて綺麗事を言う人もいるが、韓国の人は、そうでもないって事を示している気がする。日本人の感覚からすると、別にどうでもいいことだし、韓国人だからって嫌がらせをしたりなんて、まず有り得ないのに。韓国の人は知らないから、日本人が凄く怒っていて、塩対応されると思っているのかもしれない。日本人が、自国の政治に興味関心がない事は、案外知られていないのかも。韓国の人らは本当に熱心だから逆に感心する位だ。

これも感覚のギャップなんだろうな。


外国人といえば、千歳空港だと欧米人らに、ジロジロみられたり覗きこまれたりするのも何だかなーと思う。今、髪の色が抜けて茶色なのと、目の色も茶色いし、目の形も欧米人によくいる形だから、ぱっと見不思議な感じになっているのかも。だからって、そんなにジロジロ見なくていいじゃないか、ほっとけよと思うが、自然と同胞か否か確かめたくなるのが人間の性なんだろうか。

日本人も海外で日本人に会うと、あっ!ってなるのと一緒なのかもしれない。


今治のホテルでも、東南アジア系のカップルがチェックインしようとしていたが、何か予約が違うらしく、しかし英語も片言で、言いたい事が上手く伝えられないようだった。ホテル予約サイトからちゃんと予約済みになっているが、料金が違うという事のようだった。

よく有りがちな話だが、日本の宿泊施設は、1室室料ではなく、お一人様料金で示される事もあり、その辺の違いが原因ではないかと思われるが、あの人たちはどうなったんだろうか。日本人や欧米人ならクレジットカードで渋々払うかもしれないが、東南アジアの人だと余程裕福で無ければ、そんなもの持てないのだ。高々数千円でも彼らの国の物価水準を考えたら、月収の半分近くにすらなりかねないので、必死のはずだ。

にしても、そんなに物価が違う国に着て、お金の心配していて楽しいんだろうか。


千歳空港の回転寿司屋さんでも、隣にタイ人カップルがいて、寿司をはしでもてあそんで、写真撮ってたけど、全然食べてなかった。そもそも生魚があまり好きではないのかもしれないが、2人でたった4皿は、食べたくても食べられない事情があるかと思う。

昔、モルディブのリゾートでも、お金が無いから無料のダイビングしかしないタイ人がいた。私は、何故来ないのか聞いたら、「あなたにとっては、たかが30ドルだろうけど、私にはそれを払うのが難しいの」だと。リゾートに来るくらいだから、さぞ金持ちかと思いきやなので、インバウンドの東南アジア系の人達にしても、皆が皆、本物の大金持ちではないのかもしれない。