お遍路忘備録

お遍路で気がついた事、意外な事など

チョコレートの食べ比べ

比べた商品(ブランド)

ゴディバ・・誰でも知っているベルギーのチョコレート。今回は2粒で315円のもの。

・フェレロ・ロシェ・・イタリアのフェレロから発売されている丸いチョコで、中味は細かく砕いたナッツをチョコレートでくるんだもの。5個入り600円のもの。

 

一本満足バー・・日本の食品メーカーから発売されている。行動食として知られている。1本130円。今回はミルクチョコレートのものと、定番のホワイトチョコのもの。個人的には期間限定のイチゴ味が好き。

 

結果発表

 味 1位 ゴディバ  2位 フェレロ・ロシェ/一本満足バー

 やはりゴディバは頭一つ飛び抜けて美味しい。チョコレートが均質で舌触りもなめらか。味もバランスが良い感じ。フェレロ・ロシェ/一本満足バーは、好みによると思う。フェレロ・ロシェはさくさくとした軽い食感が素敵で多分歯の弱い高齢者でも十分咀嚼出来そうな感じだし、逆に一本満足バーはハードな食べ応えで満足感が高まるからまさに『満足』。一本満足バーの1本130円てよく考えると、そんなに安くもない気がする。

 

やはりチョコレートは値段相応なのかもしれない。

チョコレートなんて何食っても同じだろうというのは、間違いでした。

 

 

 

筋肉痛防止で入るサウナは温度が高い方がいい件について

今回のお遍路では2箇所のホテルでサウナを使えた。

 

高知黒潮ホテルのほうは、温度が87度くらいで、そんなに熱くはないが室内が広々していて、休憩スペースも用意されていて、水風呂もちゃんとあり、なかなか良い環境だった。ここは水風呂もそれほど冷たくは無い感じがした。

 

ドーミーイン高知は、97度と高い設定で、こちらは水風呂はあったが、休憩スペースはなかった。水風呂の水が結構冷たい感じがした。数分おきに新しい水が浴槽に自動的につぎ足されていた。

 

どちらも利用時間はほぼ一緒で、10分入ったら、水風呂・休憩を3回繰り返した。

 

どちらのほうが筋肉痛の防止に効果があるかというと、高い温度のサウナに軍配があがった。

 

歩行距離は、1日目が20kmくらい、2日目が16kmくらい。それほど大きな差はない。

黒潮ホテルのほうは朝も若干痛みが残るかなという程度で、ドーミーインのほうはほとんど無いといった感じ。というかサウナに入っているそばから、痛みがひいていく感じだった。

 

よくサ活のサイトで温度の表示なんかも、重要な要素なんだなと思った。この程度の温度差の違いを実際に検証した人はいないのかもしれないけれど。

30番札所善楽寺の辺りで行程がおかしくなる

高知黒潮ホテルから徒歩で第28番札所大日寺へ。

大日寺から最寄り駅「のいち」へ。「御免」で降車し、第29番札所「国分寺」へ徒歩で。

国分寺から「国分通バス停」まで徒歩で行って、「一宮東門」下車。

第30番札所善楽寺へ。ここまでは時間通り。

善楽寺では昨年同様に、住職の手描きイラスト付きのティッシュをいただいた。今年の絵柄もとてもカラフルでかわいらしい。

 

そして予定ではJR「土佐一宮」駅へ11時17分までに到着しているはずなのだが、ちょっと無理っぽい感じになっている。なんでだろう。多分、この辺りのバス停から寺までの徒歩の距離が実際の距離とは異なっていて、歩く時間が余計にかかっているとしか考えられない。お参りにかかる時間がそれほど長くなることはないし、善楽寺は平地にあるお寺で、境内は広いが長い石段があるわけでは無いからだ。

 

結局、予定を変更し、11時35分のバスでJR高知駅へ向かった。

予定では11時40分発のまい遊バスに乗車しているはずだが、2本後の12時40分発に変更。ここで1時間のタイムロスとなった。バスを待つ間に休憩をしながら、行程を再計算し、桂浜あたりでタクシーに乗るか、もしくはそのまま龍馬記念館で乗り換えてなんとか雪蹊寺にたどり着けるかということが判明。

 

ここで選択を迫られる。

タクシーといっても東京みたいにその辺にあちこち走ってて、呼べばすぐ来る訳では無いから、あらかじめ呼ばないといけないし、電話したとしても車が無いと断られる可能性もある。

もう一つの選択肢は、ここは普通にバスで行き、間に合えばラッキーで、間に合わなければ翌朝早起きして南はりまや橋から長浜方面行きのバスに乗ってお参りをしても、おそらく飛行機の時間に遅れないだろうという賭けだった。

 

12時40分発のまい遊バスに乗り第31番札所竹林寺へ。最初にここに行こうとしたときも結構大変な目に遭ったことを思い出す。次回この辺りの行程を組むときは、かなり注意するに越したことがないと考えた。

 

竹林寺では時間があったので、お庭と宝物殿を拝観する。お庭は休憩にちょうど良かった。宝物殿は、平安時代の仏像があったのがすごいと思った。この時代は、木彫で漆と和紙、布で固めた造りの仏像で素朴な感じのものが多い。美術の教科書で見たことがある程度で、実物を見るのは初めてだった。確かにこれは貴重だ。

 

13時9分に竹林寺で乗車し、14時21分に池通技術学校前で降車する。こんな所で降りるのは、第32番札所禅師峰寺へ向かう人だけなのか、運転手さんに「御気をつけていってらっしゃい」と声をかけられる。前と同じ道を通ったが、寺への参拝路に関しては、急な山道を登るよりも車道をくねくね登坂した方が早いと判断した。山道が300m、車道が500mで、山道を行けば寺に着くのは早くて15分後、車道なら10分程度と思われ、無理に御遍路道を行く必要は無さそうだった。多分山道コースだと次のまい遊ぶバスの時間に間に合わないからだ。

 

参拝を終えて、次のまい遊バスに乗ったのは16時21分で、龍馬記念館に着いたのが16時31分、そしてささっと16時31分発の路線バスに乗り換えて「長浜」へ。ここでまいゆうバスのおまけの片道路線バスの切符を使用。これで、残りは路面電車乗り放題のみだが、今回は使わない。

長浜に着いたのが16時40分頃で、バス停から第33札所雪蹊寺までは、ほんの400mとなっているため、ぎりぎりセーフで納経所へ滑り込む。

 

参拝を終え、長浜でバスを待っていたら帰りのバスがなかなか来ない、、乗り場が北側のバスターミナルだったみたい。あらま。

 

とさでんバスで「堀詰」へ。そこからドーミーイン高知へ。夕食にはおいしい魚介類をいただき大変満足。ホテル近くの居酒屋さんが大当たりだった。はがつおの美味いことといったら、いままで食べた全ての魚の中で1番美味いという位だった。

 

しかし次の日の朝、高知空港へ向かおうとバス停まで行くと、変に人が少ないというか誰もいない、、バス停の張り紙を見るとコロナの影響で「運休」になっていた。どうやら直近の空港連絡バスは1時間前に出発していたみたい。仕方ないのでタクシーで行ったけれど、4740円もかかってしまった・・・とほほだ。次からはちゃんとバスの運行情報をチェックしようと思った。

 

 

 

龍馬の休日切符で室戸岬へ行く

24番最御崎寺から再開。

高知駅で「龍馬の休日切符」を購入し、JRとくろしお鉄道で「奈半利」駅へ。

奈半利からジオパーク行きの路線バスに乗り換えて室戸岬へ。

「岬観光ホテル前」で降車して、そのままチェックイン。

本来なら、美味しい夕食もいただくはずだったのに高知空港へ向かう飛行機が減便され最終バスで現地入りとなり夕食はキャンセルした。また朝食も7時からとのことでこれもキャンセル。

 

龍馬の休日切符は、行きが高知から室戸岬、帰りが室戸岬から高知までの2日間で使えるフリー切符で、逆方向には使えないようになっている。

高知出発で室戸岬に行く場合だと、3540円と大変お得になっており、この手の周遊切符にありがちな優待もついている。

 

岬観光ホテルは、いいホテルだと思うけれど、個人的に布団が身体に合わなかった、、普段羽布団で寝ているので、掛け布団が普通の綿布団だったため熟睡できなかった。それだけが残念。

 

この時期、日の出が7時チョイ前なので、岬観光ホテルを出発した6時半頃はまだ薄暗く、室戸岬の遊歩道も真っ暗で、ヘッドランプがあったほうがいいな、、と。結局、iPhoneのライトを懐中電灯代わりに使う。この日、日本全国で気温が上がったらしく、朝の時点で気温が10度もあり、上り坂で汗をかいたので、大分薄着になった。

 

お参りを終えた後は「スカイライン入口」から路線バスで25番札所津照寺の最寄り駅「室戸」へ。太平洋を眺めながら、さわやかな気分で車道を降りていく。晴れていれば海の青さもうつくしいだろうに、曇っていたせいでなんとなく濁ったように見える。

 

25番札所津照寺から26番札所金剛頂寺までは徒歩で約4km。

 

26番金剛頂寺から最寄りのバス停「元橋」へ。元橋から「田野役場通」で降車してくろしお鉄道「田野」駅から「唐浜」へ。唐浜から27番札所神峯寺へ。この日の要注意ポイントへ向かう。距離的には約4kmとそれほど長距離ではないものの、上り坂がきついため体力を消耗する。車道は距離が長いし、結構登りがきつい。遍路道は若干短めだが斜面はかなり急で、やはり体力を消耗する。

この日は前日に熟睡できなっかったのもあり、体力的にかなりしんどかったようだ。iPhoneの心拍数の記録を見ると、最高心拍数が144とかなり低く、これはトレーニングで心肺機能が強化された結果と言うより、疲労の影響を受けていたとみたほうがいい。本来なら150台まで行ってるはずだ。もしくは、前回と異なり、道が分かっている分行程に余裕を持たせているため、それほど急いでいなかったというのもあるかもしれない。前回は普通に15分/kmペースで行程を組んだため、帰りは走って降りる羽目になったからだった。山道が行程に入る場合は、30分/kmくらいで考えたほうが無難だ。

 

そして参拝を終えて下山し再び「唐浜」駅へ。くろしお鉄道で「のいち」駅で降車し、高知黒潮ホテル泊。ここで「龍馬の休日切符」とお別れ(車掌さんに渡し忘れてしまった・・疲れていてぼーっとしていた)。高知黒潮ホテルは、布団もふかふかだし、サウナ付き温泉大浴場も併設されており、これで素泊まり7000円は、かなりコスパが良いと思う。

行動食の話#12~#17

以前の記事で、バスの乗り継ぎ待ちで素敵なカフェに立ち寄ったことを書いたが、実はこの日は朝にコンビニで昼食用におにぎりを3つ買っていた。

 

しかしこのおにぎりは、素敵なトマトのクリームソースのパスタによってキャンセルされ、結局ホテルに戻り夜7時過ぎに食べることに。

賞味期限が午後4時とあり、少し気になったが食べてしまった・・見事にお腹を下してしまいました。それほど重症じゃ無くて良かったけれど。

 

正直、チョコレートバーとかカロリーメイトみたいな行動食は、あんまり好きじゃない。なんとなくコスパも良くない気がするし。

しかし、ああいったものは、そう簡単に腐らないという利点があるのだなと改めて思った。

味や好みを犠牲にしても、持ち歩くならあっちなのかもしれない。

どうしても甘い味が受け入れられないときは、魚肉ソーセージとか、ナッツ類もいいかも。

 

www.asahi-fh.com

このシリーズのホワイトチョコレートのが私は結構好きです。普通においしい。

同じ会社の玄米クリームブランも好き。

 

それとエネルギー補給という点から考えると、朝から1口も食べずに動くというのは(私は普段朝食を食べないので最初の食事は昼食になります)どう考えてもエネルギー収支的に無理があり、疲労や体力の消耗を考えると勧められるものではないので、買ったおにぎりはポケモンをゲットしながらでも、とっとと食べてしまえば良かったのだ。

トレッキングシューズで足裏が痛い件について#5~#11

今回はトレッキングシューズでお遍路をしたが、トレッキングシューズって街を歩くのに全く適していないということが改めてわかった。

今回はいたトレッキングシューズ

MOAB 2 GORE-TEX®<span>モアブ 2 ゴアテックス®[ウィメンズ]</span>merrell.jp

 

今回の歩行移動距離は約40キロで、多分前回も同じくらいだったかと思うが、前回はランニングシューズであったため、足の裏が痛い事なんてなかった。通気性があまりよくないランシューだったみたいで、長時間はいたり、雨水で濡れると、とんでもなく臭くなり酸素系漂白剤で脱臭した。とにかく蒸れる。

今回はいたメレルのモアブは足が臭くならない。またトレッキングシューズだと、ちゃんとした靴下をはかないと靴擦れもするので、モンベルでウォーキング用の靴下も購入。靴下にしては結構いい値段するけれど、足が蒸れることはないし、靴擦れの心配もほとんどない。

 

webshop.montbell.jp

 

 

靴を使い分けると足裏が痛くならいと考えられる。

しかし靴を2足持って歩くのは、荷物になるので、即決できない。。

前回ランニングシューズで焼山寺へ行ったときは、特に下りで親指が痛くなった。岩とか石とかにぶつかって痛いことも度々あった。足首がぐらぐらするからか、バランスを崩し滑って転んだりも。今回、さすがにそれはなかったけれど、アスファルトを長距離歩くのには全く向いていないんだなと。次に山登りするのは、おそらく20番札所鶴林寺と21番札所太龍寺のあたりになるかと思う。

 

次回は、同じ宿に連泊するので、アスファルト用の軽いシューズとトレッキングシューズと2足持ち込むのが無難かな。

足の裏うんぬん以前に、ホテルからちょっとコンビニに買い物へ出たりするのにも、トレッキングシューズを履くのは、少し面倒な気はしていた。他の人の話だと、外出用のサンダルなんかを持参するというのは良く聞く話だし、本格的な登山でもテント泊や山小屋に泊まるときなんかに、ずっと登山靴だと疲れるから別にサンダルを用意するなんて話も(荷物を少なくする点からはダメらしいですが)。

 

それと足の裏が痛くなる理由の一つが、休息しないことだ。立ち止まる程度なら、お寺で読経するのも休息に含まれるかもしれないが、何かに腰を下ろしてじっと座る時間が全く無かった。これは、もうちょっと行程に余裕を持たせることで解決できるかもしれない。普通に考えて1日で42キロ歩くなんて、普段ろくに鍛えていない人のする事ではないからだ。もしちゃんとこなせるようになりたいなら、もっと身体を鍛えないとだめなのかも・・大分体力がついてきたけれど、まだまだこれからなんだなと思いました。

 

ちなみに宿でサ活したら、足の裏の痛みも激減しましたし、足腰の疲れもほぼゼロでした。

お寺近くの旅館からスタート#5~#10

普段、ホテルに泊まることが多いのですが、今回旅館を利用してみました。以前に、ローカルの小さな宿に泊まって、とんでもない目に遭って依頼です。沖縄の離島で比較的小規模のホテルに泊まったこともありましたが、ちょっとうーん・・だったこともありましたが、今回寝るだけということで、嫌な思い出がちらちら頭に浮かびつつ利用してみましたが、とても良い宿でした。

「おんやど森本屋」さん。

 

https://www.facebook.com/tokushima.morimotoya/

 

普段、お遍路でホテルなどに泊まるときは、出発が朝早く6時前だったりする事が結構あるので、朝食を利用しないのですが、森本屋さんでは朝6時には既に用意ができているのでした。

 

森本屋さんは5番札所の目と鼻の先にあるので、納経所の営業の始まる7時より少し前に宿を出ればよいので、朝6時にご飯をいただいても、十分間に合います。

 

朝、旅館の玄関の横にある自販機でコーヒーを買って飲もうとうろうろしていたら、おかみさんに声をかけられて、コーヒーをごちそうになり、そのついでで誰かの朝ご飯をチラ見しましたが、なかなか充実した内容のようでした・・次に泊まることがあれば、是非朝ご飯も食べたいし、もし融通が利くのであれば晩ご飯もいただきたいと思いました。

旅館自体は、清潔や整頓にも問題がなく、空気清浄機やエアコン、WIFi完備で全く申し分の無いところでした。

 

この日は、手痛いミスを犯し、最後の最後でタクシーを呼んでしまいました。

手痛いミスとは、ポケモンGOに時間を割きすぎて、かなりペースダウンしてしまったことでした。しかしなかなか上がらなかったキャラクターレベルがこの日ついに33から34へupでした。

9番札所の辺りが、難所っぽいです。坂が結構急で、道幅も狭いので、車遍路の人もひやひやものだと思います。譲り合わないと通れないようです。

また9番から10番へ向かう道は、結構怖いと思いました。吉野川を渡る橋が狭くて2車線ない幅で車が普通に行き交っていて、道の端っこを歩いていても生きた心地がしない・・1周目は夜だったので、怖さ10倍でしたが、昼間でも十分怖い感じがしました。

阿波川島吉野川警察署のあたりで、タクシーを呼んで11番札所藤井寺へ。到着は16時30分位です。歩いていたら多分17時ちょうどくらいの到着だったかも。

 

タクシーの車内で、運転手さんとお遍路の事について少しお話をしました。

88番を終えた後のことでした。意外と知らない人も多いのかもしれません。

88番大窪寺の次は1番札所霊山寺へお礼参りをし(お遍路地図によれば、10番から逆に回って1番へ入るという方法もあるもみたいです)。そして、お礼参りの後は「高野山」へお参りです。以前の記事にあるとおり、普通に観光してついでにお参りする・・といった感じなのですが、知らないと何か特別な事があるんとちゃうのー?!って思われるみたいですが、何も変わったことは無く、それまでと同様にお参りです。

といった話をしていたら途中タクシーが乗用車に猛烈にあおられていたみたいです。いけませんねー。そんな悪いことをしてお寺にお参りするなんて。タクシーから降りると、掛け軸を手に猛ダッシュの男性が・・気持ちは分からないではないですが。